幼児期の英語学習はおうちでスタート!

幼児の英語教育で大切なのは「英語は楽しい」と感じることです。おうちで安心して、遊びを通して英語を学んでいける方法をご紹介します。

幼児 ことばの話題 レター

f:id:katumikosi:20181006110435j:plain

 

親子で一緒に英語で遊んでみましょう


幼児英語では、フォニックスを始める前に

英語の音に慣れ親しんでいると

学習をスムーズに進めることができます。

英語の歌を歌ったり、絵本やCDを聞く、DVDを見る

おうちでの簡単なフレーズ会話を使ってみましょう。

 

 

2019.4.3

「3ナイ主婦が息子を小6で英検1級に合格させた話」

 

幼児の英語は、勉強ではなく生活や遊び

 

「3ナイ主婦が息子を小6で英検1級に合格させた話」

という喜田悦子さんの本を読んだことがあります。

記憶からですが、ご紹介したいと思います。



------------------

日本語はお金を掛けず自然に覚えます。

ならば英語も同じようにたくさん聞かせ、

話しかければいいのではないでしょうか。


「日本語を勉強しよう」と言わないのと同じように、

英語も普段使う言葉と思って使っていけばよいと思います。

英語をする?というと「しない」

という答えが返ってくることがありますが、

家で親が使う普段の言葉にすれば、

「しない」という選択肢がありません。


英語は、勉強ではなく生活や遊びと考えます。

親の役目は、英語というおもちゃ(道具)を

プレゼントすることだけ。

それをどう使うか、遊ぶかは、子供しだい

くらいの気持ちで始めたらよいと思います。


幼稚園は初めての集団生活、

ここで日本語に沢山出会います。

日本語を身に着けることは必要なことです。

また英語に関しては、小学校に入学すると、

多くの親がつまずきを感じるようです。

小1の壁を乗り切るため、

家で英語と接する時間を増やすと良いでしょう。

------------------

 

こんな内容でした。


英語はネイティブ並というところだけがゴールでしょうか?

大学受験で必要、TOEIC何点以上も大事ですが、

勝つため、付加価値のための英語でなく、

まずは生活のためやコミュニケーションのための

英語力があれば専門的な言葉を必要とする職業以外、

グローバル社会で生きていけるはずです。

そのために親ができることを考えていきます。


えいごの入り口は、まず好きになってもらう事です。

「自分(ママ)は発音が悪いから。」と、あきらめていませんか?

外国の人が、つたない日本語で話しているのを見て、

「だめだな。」って思いますか?

「ああ、外国の人だから日本語がうまく話せないんだ。

と考え親切に、ゆっくり話したり

説明してあげよう。」と思いますよね。

流ちょうな発音は、普段の生活で重要ではありません。


年齢の事で焦っている方も結構多いですね。

年齢が低い方が覚えは早いのですが、

年齢が進むと、外国語を学習するという意識があり、

その気持ちが補っていきます。

日本語の語彙力が高くなった分スムーズに学習できます。




黄金期(コモキッズ世代)に英語脳を育てるポイント

幼児は、椅子に座っての勉強の習慣は付きません。

普段の生活の中で、自然に聞こえてくる英語環境をつくります。

また、飽きないよう2~3か月ごとに

内容を替えてあげるのも良いでしょう。

絵本やカードなど、子どもに選ばせることも良いですね。

まず歌やリズムをたのしむことから始めましょう。


1 生活の中に英語環境をつくる

 ・英語のテレビやアニメを見せる

 ・英語の歌をBGMで流す

 ・英語の絵本の読み聞かせ

 ・英語のフレーズの話しかけ

 ・フラッシュカード・チャンツ

 ・インターネット・アプリ


2 親子で楽しむ(発音の良し悪しなど気にせずに楽しむ)

 ・英語の手遊び歌など、繰り返して遊べること

 ・絵本の読み聞かせ

 

3 おうち英語でやってはいけないこと

 ・「話してみて」などと強要しない

 ・勉強として強要もよくありません

 ・長時間のテレビやインターネットの視聴

  (英語環境のためでも)

 

 

 

 

 

保活、幼活、プレ幼稚園、未就園児クラスからの幼稚園入園

秋から保育園入園に向け、

保活に奔走している保護者が一気に増えます。

最近は、幼稚園でも夕方までの預かり保育サービスを

提供するところが増え、

幼稚園と保育園を併願する家庭もあります。

最近の新しい流れとして、プレ幼稚園、

未就園児クラスからの幼稚園入園も多く聞かれます。

プレ幼稚園、未就園児クラスとは、

幼稚園入園前の子供に対する取り組みのひとつで、

親子もしくは子供だけで、数時間から一日

決められた日に登園し幼稚園の生活を体験します。

希望する園のプレに参加している場合、

入園がしやすいということもあるようです。

 

保育園と幼稚園

厚生労働省が10年ぶりに改定した

保育所保育指針(2018年4月施行)では、

保育園でも「教育的な関わりをする事」

が義務づけられています。

保育園と幼稚園では、差異が少なくなっていますが、

その違いをあげてみます。

 

保育園は、仕事や子育てに忙しい保護者を

サポートするという姿勢です。

幼稚園は、保護者が担う役員や平日の保護者参観や行事、

週末の行事の振り替え休日(平日が休み)など、

親の出番や負担は、まだまだ多くあるようです。

 

しかし幼稚園の中には、夕方ま での延長保育がある、

長期休みの間の特別な預かり保育サービスがある等、

保護者サポートの体制が整ってきているところが増えています。

事前にしっかりと確認されると良いでしょう。

 

幼稚園で、保護者の負担軽減になるのが、

バス通園、夏休み保育、給食提供など、

これらを実施の園に人気が集まっているようです。

また幼稚園は生き残りをかけ、

特色を出す傾向が強まっています。

 

幼稚園は子どもファースト、保育園は保護者ファ―スト

文部科学省厚生労働省などの基本的な違いがありますが、

一言でいえばこうでしょう。

保育園は自治体が各家庭の状況に応じて入園可否を決めていますが、

幼稚園では、園の教育方針に共感して

入園願書提出の後、保護者と子どもの面接を経て、

幼稚園が入園可否の裁定を下す場合が一般的です。

 

幼稚園へ求める変化

幼稚園を選ぶ際に、ポイントとして

「カリキュラム」を重視することがあがります。

子供には様々な経験をさせたいという親の思いで、

プログラムは多様化しています。

 

プラス、出産後も働く女性が増加したことに伴い、

夕方までの預かり保育を実施する幼稚園への申し込みが増えています。

保育所の待機児童問題も変わらず大きく関係しています。

認可保育園に入れないから、

幼児教育をしっかり受けさせたいから、

ゆるやかな働き方で、子どもと過ごす時間も確保したいから

などの理由で幼稚園の申し込みが増加しています。

 

保活、幼活のポイント

保活の場合、4月入園は、申請が年末から年明けのため、

前年の秋に見学など活動を始める事が多いようです。

年度途中は募集人数が少なく、

就職が決まって急遽という場合は、かなり大変になります。

 

幼稚園は秋に願書提出と選考が一般的です。

春から夏、見学や行事に参加して、幼稚園を決めていきます。

実際に希望する園に通っている保護者から、

情報を聞くことも参考になります。

 

 

 2018.10 .1

最年少棋士藤井聡太七段が幼児期に受けた

モンテッソーリ教育」に注目が集まっていますが、

モンテッソーリ教育とはどんなものでしょうか。

 

国際モンテッソーリ教育協会元理事・

現在も保育関係の講演や教師養成、他で御活躍 

津高子さんのお話を一部ご紹介します。

    ーモンテッソーリの子育て「月刊クーヨン」より

 

0~6歳に表れる「敏感期」という感受性

私はモンテッソーリ教育を、

よく「いのちが育つお手伝い」と説明します。
~中略~

 

モンテッソーリが強調し続けた

重要な発達の法則のひとつに敏感期があります。

敏感期とは、生物がよりよく生きるために

自然が用意した仕組みで、この時期に

生物はある要素に対して強烈な感受性をもちます。

人間にはいくつかの敏感期があり、

そのほとんどが0~6歳に集中しています。

最初に始まるのは、「言語の敏感期」

(胎生7か月~5歳半くらい)です。

子どもはこの時期に、どんな国のことばでも習得します。
~中略~

 

次に、離乳の敏感期(5か月くらいからはじまる)

そして秩序の敏感期(1歳半~2歳半くらい)

~中略~

 

0~6歳の幼児期ほど大事な時期はなく、

敏感期もほとんどすべてこの時期に起こり、

心身が大きく変化します。

0~3歳は良いことも悪いことも、

すべてスポンジのように無意識に吸収します。

この時期にどんな大人に出会い、

どんな環境に身をおくかに、

とても影響を受けてしまうのは、このためです。

 

3~6歳になると、「〇〇したいから、××する」というように、

意識的に〇〇を吸収するようになります。

この時期、特に大切なのは、本物に出会うこと。

見立てではなく本物にさわる、本物の臭いを嗅ぐ、

生の音を聞くといった原体験です。

バーチャルな映像に出会う前に、

自分の五感を通して体験するのが望ましいです。

~中略~

 

まず一番大事なのは、敏感期や発達に見合った環境を

イムリーに与えること。

子どもは好きな事を選んで、何回もくり返して集中します。

すると、試行錯誤を繰り返したうえで、

次はこうしようという「意思」が働きます。

さらに次の段階で、子どもの動きや思考が洗練され、

自分の思うようにからだが動くようになります。

自分のしたいことのためにからだや手を使えるようになることは、

子どもの幸せであり、その結果自信がわき、

素直になり、落ち着いてきます。

 

すると、それまで自分中心であった段階から、

他の子どもにも同じようにニーズがあることを

理解できる段階になり、順番を譲ったり

自ら謝ったりなどの社会性が表れます。

次に子どもは自分のペースと価値観で

物事が決められるようになり、マイペースを身につけ、

自分で選び決断できるようになります。

~中略~

 

このように幼い日々の積み重ねが、

時間を経て、本来人間のもっている心の中の平和の種を育て、

協調性のある人へ導いていくのです。

 

幼児期はまだ目に見えない根っこのような時期、

大きく枝を広げられるように、

大人は環境を整えてあげたいですね。

 

 

2018.10.1

ことばを育む絵本

絵本は、子どもが自分で読むより、

親が読んであげることで命が通う本となります。

子どもは、いろいろな言葉(日本語、英語)を親の声で聞き、

物語を楽しみ身に着けていきます。

絵本を読んでもらっている子ども達の

「言葉の発達の早さ、表現の豊かさ」は

そのためと言われています。

 

 

 

2018.9.25

環境ジャーナリストにして英語の同時通訳者・翻訳者でもある枝廣淳子氏のお話

親が教えるのは内容そのものではなく、

勉強の仕方、何かをやりたいと思ったときに

自分で進んでいける力、いわゆるPDCAの力です。

Plan(計画)―Do(実行)―Check(評価)―Act(改善)サイクル

子どもに英語を早くから学ばせたいと親が思うのは、

幼いころの吸収力が高いからとか、耳がいいから、

という理由だと思うんですが、私は自分の経験から

「英語ができるようになるのに年齢は関係ない」と思っているんです。

 

英語学習で大切なのは、「時間×集中力」だと思っていますので、

しっかりした動機に裏付けされた集中力さえあれば、

時間を短縮できるとも思っています。

 

子ども時代に英会話学校に通うだけで

英語がペラペラになるとは思いませんが、

例えば、子どもが楽しんでいるなら

それはそれで意味があると思います。

英語に対する心理的なハードルを下げることにもなるだろうし、

もちろん、ある程度の単語やフレーズは覚えるでしょうし。

将来的に、「英語をやろう」と本人が思う可能性も高まると思います。

 

英語を勉強すると一口に言っても、

色々な目的がありますよね。

例えば、ネットで自分の興味のある情報を英語で読みたいのか、

仕事でお客さんと英語で話したいのか。

大きく分けて、話したいのか、聞きたいのか、

読みたいのか、書きたいのか。

どうなりたいというビジョンがあれば、

そこに向けてどんな勉強をすればいいのかが見えてきますよね。

自分に必要な勉強と、必要のない勉強も見えてくる。

英語の読み書きを上達させたいのなら、

聞くことと話すことの勉強に時間を割くことはないですよね。

    (NIKKEI STYLE WOMAN SMART記事より)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

英語を職業に活躍されている方ならではのお話しですね。

さらに言えば、臨界期を逃してしまったとしても、

小学生の学習能力は大人のそれとは比較にならないほど

長けていて、確かに限界はありますが、

教育によってネイティブ以上の英語能力が

身に付く可能性は、誰にも否定できないということでしょうか。

賛否両論のある幼児期の英語教育ですが、

やはりメリットは多くあります。

 

 

 

2018.9.20

英語学習ででた自信

特別支援学級に通級のお子さんの例です。

あいまいな言葉は、 一般的に発達障がいの子どもには

理解しづらいと言われています。

英語のはっきりとした言語で伝えることは、

理解の助けになるということです。

理解できると、コミュニケーションを取ってみよう

という気持ちが芽生えます。

生活に少しずつ英語を取り入れ、工夫して対応していくことで、

英語が親子のコミュニケーションの大切なツールになっていきました。

 

その後、小学校でのALT活動に

オーストラリアからの先生が入りました。

外国人の先生を前にして緊張気味の子どもたちの中で、

良い発音でものおじせずに先生に話しかけたのが

そのお子さんだったそうです。

そこで周囲の友達の目が変わりました。

「すごい!」「どうやったらそんなに上手に話せるの?」と、

どんどん話しかけてきて、

クラスでの交流が生まれていったそうです。

 

自分が褒められた、自分にも得意なことがあるんだ と

気づき、自分に「自信」を持つことができたとのこと。

また「日本語より英語でしゃべる方が楽しいし、

英語だったら間違っても変な顔をされなくていい。」

と話していたそうです。

お子さんにとって英語は、コミュニケーションツールとして

欠かせないものになりました。

 

伝える楽しさと喜びが、

コミュニケーションを広げるためには

とても大切だということです。

そして、やったらできるかもしれないという自信。

それがもっと勉強したい、

もっと楽しく海外の人たちとお話したいという

お子さんの夢になりました。

 

 

 

2018.0912 

語彙力がないと、英語が致命的に伸びない

     東京大学3年生「西岡 壱誠さん」

    

 一部ご紹介します。

学校の教科で、文章を読んだり、

語彙が問われたりする「国語」で語彙力が必要になることは

皆さんもご理解いただけると思います。

しかし、語彙力がないと、

それ以外の科目でも成績が上がらないのです。

それがいちばん顕著なのは英語です。

英語とは、日本語の語彙力がないと絶対に伸びないのです。

 

日本語の語彙力がないと、

まず英単語の意味がまったく頭に入ってきません。

そんな状態だと、せっかく和訳しても

その和訳の意味がわからないから問題には答えられない

なんてこともあります。

英語が理解できない理由は「日本語の語彙力がない」場合が多いんです。

理解できないものを覚えることは至難の技です。

だからもうこの時点で、どんなに勉強しても

成績のタカが知れてしまうわけです。と力説しています。

ーーーーー    -----    -----     

 上記は、おもに受験に関しての記事ですが、

これは幼児えいごにも通じることです。

おうちでの絵本やお話で日本語の習得を、

その後におうち英語でゆっくりスタートしていきましょう。 

 

 

 

 2018.8

子どもたちは、おばけが大好きです

先日、子ども絵本のコーナーをのぞいていた時、

ん?と足が止まりました。

子どもコーナーに似合わない絵本が。

よく見ると、子供向けの怪談絵本です。

それも、目立つところに何冊も平積みです。

すこしページをめくってみましたが、絵もお話も結構怖い!

奥付(奥付とは、本の本文が終わった後や

巻末に設けられる書誌に関する事項が記述されている部分)をみて、

調べてみました。

 

怪談絵本  (http://www.iwasakishoten.co.jp/special/kaidan/)   

怪談絵本シリーズ監修 東雅夫

子どもたちは、おばけが大好きです。    

不思議な話、怪しい話、怖い話が出ると、

いきいきと目を輝かせて聴き入ります。

なぜ人は、おばけの話し、

すなわち「怪談」に惹かれるのでしょう。

おそらくその根源には、未知の世界に憧れたり、

眼前の現実を超えた世界を希求してやまない心

人類進化の源でもある探求心が息づいているのだろうと思います。

そしてまた、優れた怪談作品は、

人の心の真実や世の中の真理を、

恐怖する愉しみとともに私たちに教えてくれます。

幼いころから怪談に親しむことによって、

子どもたちは豊かな想像力を養い、

想定外の事態に直面しても平静さを保てる強い心を育み、

さらには命の尊さや他者を傷つけることの怖ろしさといった、

人として大切なことのイロハを自然に身につけてゆくのです。

私たちが人生で初めて出逢う書物である「絵本」を通じて、

良質な本物の怪談の世界に触れてほしい

そんな願いから「怪談えほん」シリーズは生まれました。

 

 


先日は、TVでも取り上げられ、賛否両論でした。

反対の意見として、

  • しつけのためと言う親がいるが、恐怖でしつけは良くない。
  • 将来、悪い影響が出るのではないか
  • トイレなど行けなくなるのではないか

賛成の意見(上記の東 雅夫氏)

  • 怖さを感じたときの体験も成長の過程で必要
  • 好奇心を育てる
  • その怖さが、現実か、非現実か区別する力をつくる
  • 今の社会で怖い時、どうしてよいかわからない

少し昔の子ども達は、夏の夜

お年寄りから怪談話聞いていたのですよね。

 

 

 

2018.08.

宇多田ヒカルさんのお話し

日本と米国で育ち、日本語、

英語ともに堪能な宇多田ヒカルさん。

子どもの頃、父親とは主に英語、

母親とは日本語で会話したそうです。

話す分には、英語の方が自然というか、楽だが、

母国語はと聞かれると「多分、日本語」と話しています。
 
現在、フランス語やイタリア語も勉強。

比較する言語が増え、感じたのは、

「日本語は本当に特別な言語」ということ。
 
「日本語は、道具箱が何重もある感じ」と。

「鳥が鳴く」を「鳴く鳥」と言い換えると全くニュアンスが違う。

「君」を「あなた」にするだけで、印象も関係性も変わってくると。
 
ーーーーー読売新聞 STORYよりーーーー
 

日本語でも英語でも、豊かな言葉で素敵な歌詞を書いて、

ご活躍の宇多田ヒカルさん。

どちらの言語の良さも知って、

宇多田ヒカルワールドができているんですね。

 

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
にほんブログ村